山奥から聞こえてくる太鼓のリズム。
木々の隙間から漏れる灯りを目指して歩いていけば
森の中、ぽっかり広がった小さな神社の境内で
大勢の村人たちが輪になって踊っています。
これは楽しい、と眺めていたら
どんどん飲んでねと、お酒やジュースがやってきます。
興が乗ったら、そのまま踊りの輪の中へ。
おとぎ話に迷い込んだような、夏の思い出はいかがですか。
近隣の山間部の集落で作る二十村郷※では毎年、開催地域を変えながら盆踊りを開催しています。
江戸時代から、山を生きる仲間として強い絆で結ばれた二十村郷。そこで受け継がれてきた太鼓のリズムと音頭取りの節回しは各地の個性が加わり、多彩な豊かさを持つ
伝統芸能となっています。
開催場所は、長岡市川口木沢、小千谷市塩谷、長岡市川口荒谷、長岡市山古志梶金で毎年順番に開催しています。
詳しくはフレンドシップ木沢までお問い合わせください。
※参加費が必要となります(イベント開催内容とあわせてお知らせします)
※二十日村郷とは?
二十村郷は江戸時代の1618(元和4)年、長岡藩が木沢村のほか近隣の濁沢村、小栗山村、寺沢村、朝日村、中山村、首沢村、岩間木村、荷頃村、控木村、塩谷村、鍛錬根村、小松倉村、菖蒲村、マナイ平村、湯部村、木内村、竹沢入村、桂屋村、大窪村を「山二十村」としたことに由来します。幕府領となった1702(元禄15)年には「二十村」の呼称となりました。現在の二十村郷は長岡市の川口地区・木沢・荒谷集落、山古志地区、太田地区、小千谷市東山地区の総称となっています。
賽の神(1月15日近辺の日曜日)
わらや萱(かや)の束で賽の神の堂を作り、燃やす火祭。わらの灰が飛ぶ方向が豊作とされます。
餅やスルメをだんごの木に刺して賽の神の火であぶり食べると、無病息災!
初夏の6月、やまぼうしのグラウンドで、木沢の全戸が参加する大運動会を行います。
玉入れをはじめ、ビン釣り競争や大玉送り、木沢伝統の樽ころがしなど、楽しい競技が盛りだくさん!
地元の大学生のみなさんの参加も恒例です。
運動の後はみんなでバーベキューを行うなど、大交流会が待っています。
参加費を払えばどなたでも活躍できます! もちろん、あなたのご参加もお待ちしていますよ!
十二神社の境内で行われる盆踊り。
半月くらい前から練習が始まり、その太鼓の音を聞きながら、「お盆」を迎える雰囲気になっていきます。
昔は周辺の集落と交流しつつ、盆踊りを楽しみました。
一年の終わりを迎える冬の季節に、木沢のみんなが一品ずつ食べものを持ち寄って、
踊りなどを観ながらお酒を飲む催しです。
木沢で生まれ育った親戚や仲間はもちろん、木沢以外の参加者も大歓迎。
東京や長岡の大学生をはじめ、近隣自治体の人も参加して、毎年盛り上がっていますよ!
木沢の餅つきと言えば、伝統の「三人搗(づ)き」が有名です。
水を使って餅を返すことなく、3本の杵でつきあげます。ものすごい迫力です。
その結果、粘りも味も、ふつうの餅とはちがう、木沢独特のお餅が出来上がります。
木沢の餅つきは、地域のいろんなイベントに引っ張りだこ。ぜひ一度、ご覧ください!
新潟県長岡市川口木沢467番地1
TEL0258-89-2455
>お問い合わせはこちら